八王子支部 平成28年度講演会・総会

 平成28年6月18日(土)に、八王子支部の総会・講演会・懇親会が開催された。
 総会に先立ち、八王子エルシー橘の間に於いて講演会が行われた。
「元気を出せ日本!」と題して、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院長の上田紀行先生に講演頂いた。
そもそも「リベラルアーツ」とは何だの謎解きから話しは始まる。研究成果だけで日本を元気にするという話しでは無い。嘗ての一般教養科目の履修形態を大幅に改善することによってグローバル化の波に打ち勝つ強い学生を育てる試みと見た。
 今回は、聴衆勧誘を会員の奥方、はたまた会員が勤務する高校のPTAのお母様方に広げたこともあって、女性の聴衆特有のうなずき聴き、笑い声などで昨年までとはひと味違った講演会であった。


聴衆を引き込む上田先生


満席の聴衆 女性の姿が目立つ

 総会では、蔵前工業会から三好監事、東京工業大学から植松副学長に出席頂き、蔵前工業会並びに東工大の現状と課題についてご紹介頂いた。
今年のトピックスは研究組織改革であろう。一度の説明ではなかなか理解が及ばないが、従来、教育と研究の二本柱と言われそれぞれが独立していた感があったが、それらがダイナミックに結びついた様である。母校の更なる発展を期待したいものである。
続いて、八王子支部の平成27年度の活動と28年度の活動計画が報告され了承された。
 
  三好監事                    植松副学長

 懇親会に移ると、会員の元気な近況が報告されるなどいつもの和気藹々の雰囲気であった。S氏曰く「現在日本は1000兆円の借金をしている。年10兆円返済するとして100年かかる規模である」と。「それだけの借金ができる体力があるのだ」などと悠長なことを言って居れない状況を改めて認識させられた。
 
 


                                (幹事、陣野孝光(42年応物)文責) 

リベラルアーツ ?

今回リベラルアーツという言葉を聞いた。一体何なんだろうか。 こちらを参照して下さい

平成28年八王子支部新春艶寿の集い

 「蔵前人よ。諸君は日本を世界一の工業立国に押し上げた。ご苦労さん。少し遊ぼうではないか。八王子には名妓多く、華やかさ関東一だぜ。奮って参加したまえ。」

今は亡き阿部昭三(S23機門)前八王子支部長のこの言葉で平成14年に八王子艷寿の会は始まったのである。平成28年1月18日、今年の艷寿の集いには20名が参集。八王子の黒塀割烹 すゞ香 で楽しいひと時を、過ごした。
 芸妓さんの酌を受けながら、話も弾む。踊りを楽しみながら更に酒が進む。
 姐さんの三味で、長唄、小唄そして踊りを披露する粋な蔵前人が二三人。中にはマイ三味持参の超粋な蔵前人も登場。ハートの会の詩吟で座が盛り上がる。蔵前人も中々やるものではある。

 

 





八王子支部 平成27年度 見学会

     ―鈴廣のかまぼこ工場と 生命の星・地球博物館見学―

平成27年12月4日、恒例の工場見学で小田原の鈴廣かまぼこ工場にお邪魔した。

八王子から小田原までは圏央道を使って2時間足らずである。快適なバスドライブ日和で小田原近くでは富士山を眺めることができた。

かまぼこは千年の歴史を有していて、平安時代の祝いの膳に棒に巻かれた竹輪風のものが記録されているそうである。見学させて頂いた老舗鈴廣は丁度創業150年。現在の社長さんは東工大OBなのである。先ず、恵水工場を訪問した。鈴木博晶社長(S52経営)自ら案内して頂いた。当支部の松村秀雄支部長(S32建築)がボート部の先輩であり、頭が上がらないからであろうか。当工場はその名の通り箱根・丹沢からの豊かな地下水に恵まれた所に位置しているそうだ。歴史ある老舗のかまぼこではあるが、材料となるぐち等の調達、加工技術は勿論、味・安全性の管理は多方面から科学されている。説明では、DNA、放射能、培養等の用語が頻出した。

かまぼこの里に移動し、手作りかまぼこ製造の様子を見学した。そしてバイキング昼食で、多種のかまぼこを、此処で開発された地ビールと共に頂いた。

老舗のイメージを残しつつも、幅広く事業を展開されている。かまぼこに対するプライドとその味・品質に対する自信の表れであろう。

かまぼこ見学の後、生命の星・地球博物館に立ち寄り、八王子に戻って早めの忘年会となった。

土産に、何種類かのかまぼこと、おでんの具材セットを買い求め翌日おいしく頂いた。鈴木社長の「何も付けなくて食べるのが一番」のお言葉に従って頂いた。成る程今までにない味わいであった。女房殿から「私も連れて行って」と言われている。春になったら再度訪れたいと思っている。





八王子支部 平成27年度講演会・総会

 平成27年5月30日(土)に、八王子支部の総会・講演会・懇親会が開催された。

 八王子支部では、社会的事業の一環として、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を開催している。八王子商工会議所を会場に、「日本語の国際競争力の強化に向けて」と題して、東京工業大学名誉教授の辻井重男先生に暗号と情報セキュリティについて手ほどきを頂いた。コミュニケーションの大部分をインターネットに頼っている現在、通信のセキュリティが保証されなければ、我々はその手段を失ってしまう。情報の暗号化はその一端を担うもので、その技術の進展・標準化に期待するところは大きいことを改めて思い知らされた。
 蔵前人の質問は鋭い。同窓且つ近い世代の聴衆との議論は、お互い気安さもあってか、なかなか伯仲していた。「日本人が英語が下手なのは日本語の構造に起因するのではないか」という暗号化の課題に迫る質問まで飛び出した。
辻井重男先生
伯仲する議論
 総会では、蔵前工業会から大野理事に、東京工業大学から植松副学長に出席頂き、蔵前工業会並びに東工大の現状と課題についてご紹介頂いた。今年のトピックスは松井将器君の箱根駅伝と琵琶湖毎日マラソン出場である。スポーツはボート部だけではないと言わんばかりで、大いに勇気づけられた。
 八王子支部の平成26年度の活動と27年度の活動計画が報告され了承された。
 懇親会に移ると、会員の元気な近況が報告されるなどいつもの和気藹々の雰囲気であった。今年は、昭島からの越境参加があり一段と盛り上がった。

                                    (幹事、陣野孝光(42年応物) )



 八王子支部 平成26年 秋の見学会

― 晩秋の秩父路と太平洋セメント秩父工場見学 ―

 平成26年11月25日、恒例の工場見学で太平洋セメント秩父工場にお邪魔した。
 八王子から秩父までバスで2時間余り。折からの雨に洗われて紅葉は鮮やかだった。殊に正丸峠、秩父羊山亭及びその周辺の赤、黄色それらのグラデーション等の美しさは格別であった。
羊山亭の庭園

 車中では参加者の自己紹介で盛り上がった。紹介時間がたっぷりあって、いつもは聞けない武勇伝有り、人生の流転有り、現役時代を美化したり、謙遜したりであった。

 秩父駅で原田さんと落ち合った。原田さんは蔵前の先輩(S29窯業)で秩父セメントの要職を歴任され退職後も秩父で活躍されている。今回の見学旅行も原田さんにアレンジして頂いたのである。
 秩父やまとミュージアムでは原田さんの計らいで、当館が休みにもかかわらず開けて頂いた。その上、館長さん直々に棟方志功作品についてじっくり説明して頂いた。羊山亭での昼食、秩父神社参拝も心に残るものであった。原田さんにお礼申し上げます。

 セメントの原料となる石灰岩は、悠久の昔、海底にあった石灰層が日本列島形成の時秩父の山となったものであろうか。秩父工場はその石灰岩を掘り続けて90年を超した。現在の工場は、東京工業大学谷口吉郎教授の設計により1956年に建設された。シンプルに統一されたフォルムの構造物とそのレイアウトは、現在でも美しい調和を保っている。
 秩父工場の見学の後、八王子に戻って早めの忘年会となったのであるが、野草観察が趣味の筆者としては同社が育成している希少植物を見てみたいものと帰路のバスの中で思っていた。
                                   (幹事、S42応物 陣野孝光) 

見学会と忘年会の模様



訃報
阿部昭三前支部長は平成26年8月6日にご逝去されました。
蔵前工業会八王子支部の発展にご尽力されたことに敬意を表しますとともに、
ご冥福をお祈り申し上げます。


 八王子支部平成26年度総会

 平成26年度 八王子支部総会及び懇親会報告

 東工大文学部出身と称して憚らない阿部昭三さん(S23機門)は八王子でも名の通った文人である。日本ペンクラブのれっきとした会員でもある。

 昭和63年から26年にわたって蔵前工業会八王子支部の支部長を勤められた。今年の八王子支部総会はその功績に対し謝意を表すると共に、慰労を申し上げる為に開催されたといっても過言ではなかろう。
 支部総会は平成26年6月21日に八王子エルシーにて開催された。本総会に於いて阿部さんは高齢と健康上の理由で支部長を勇退され、松村秀雄さん(S32建)が新支部長となられた。松村さんは持ち前の大きな声で蔵前工業会の中で顔が広く、八王子支部をぐいぐいと引っ張って頂けることであろう。阿部さんには顧問として引き続きご指導頂くこととなった。 



阿部さんへ松村新支部長から花束贈呈



阿部さん 退任のご挨拶

阿部さんは8月6日ご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。

 蔵前工業会から副理事長の石田義雄さん(S42機)に出席頂いた。石田さんから東京工業大学と蔵前工業会の現状と課題についてご紹介頂いた。東京工業大学を継続的に支援する「東工大サポーターズ会員制度」への積極的な参加が要請された。

平成25年度の支部活動と26年度の活動計画が報告され了承された。活動計画の中にある講演会と企業見学会は阿部さんの発案で始められたものである。殊に、講演会は八王子商工会議所との共催であり、一般の方々に開かれた講演会である。時局を得たお話を東京工業大学教授の方々にお願いしている。 

 

     松村新理事長               石田蔵前工業会副理事長

 懇親会に移ると、いつもの和気藹々の雰囲気の中で会員の近況が報告された。最長老は昭和20年化工卒のKさん。90歳を超えて尚矍鑠とされている。元気の元は地の利を活かして奥多摩の山を登り尽くしたことだそうである。最若手は、10年程前に支部懇親会で行った幇間芸に惹かれて初めて参加したというS君。彼は平成5年の卒業でKさんとは実に50年・半世紀の差があるのである。縦の繋がりを生む同窓会ならではのことで、今後も更に若い人の参加が期待されるのである。 


 (幹事、陣野孝光(42年応物)文責)




八王子支部平成25年度講演会・総会




 八王子支部平成24年度講演会
 
              以下の要領で行われました。

      1. 日 時 : 平成24年11月17日(土) 14時〜16時
      2. 会 場 : 八王子エルシー
      3. テーマ : 「日本のエネルギーの現状と将来」
      4. 講 師 : 総合資源エネルギー調査会基本問題基本問題委員会 委員
               東京工業大学 総合研究院 教授 柏木孝夫 先生
 
               講演会資料

講演中の柏木先生
阿部支部長挨拶 小野幹事 講師紹介

 八王子支部平成24年度総会
 
              以下の要領で行われました。

              1. 日 時 : 平成24年6月23日(土) 17時〜
              2. 会 場 : 八王子エルシー
              3. 議 題 : 
                  支部活動報告
                  平成23年度決算報告
                  八王子支部規程
                  役員人事
                  平成24年度事業計画及び予算

                  総会資料

              4. 懇親会

                 総会と懇親会の様子

                 なお、恒例の講演会は秋に計画されています。

              5. 少し詳しい報告

 平成24年6月23日に、八王子エルシーの一室を会場に八王子支部の総会が行われた。
 総会では、蔵前工業会から坪田理事がお見えになり、蔵前工業会は4月21日に一般財団法人として新たに発足したこと、クラリカが益々人気を博し、引く手数多で活動が一段と活発化していることなど蔵前工業会の現況についてご報告頂いた。
報告の中で、蔵前工業会の会費が学生会員に依存していることを知ったのである。先輩である卒業生の会費納入促進が長い間議論されているが有効な手立てが見いだせないでいる。学生会員に依存している現状をもっと重大に受け止める必要があろう。
 引き続き当支部の昨年度の活動報告・決算及び本年度予算が審議され、了承された。八王子支部の特色は八王子市商工会議所と共催で実施される講演会である。昨年は「グローバル世界の中の日本」と題して、東京工業大学の橋本大三郎教授のお話を伺った。本年度の講演会は秋に実施される。恒例の企業見学会では清水建設にお邪魔し耐震構造技術を中心に見せて頂いた。昨年の東日本大震災を受けての時機を得た企画であった。本年度も秋から年末にかけて行われる。
 また、蔵前工業会の一般財団法人化に伴う新たな八王子支部規程が提案され了承された。
 懇親会に移ると、和気藹々の雰囲気の中会員の近況が報告された。
 平成5年卒のS君。昨年、山梨県の某神社の宮司となり、早速本殿などの保存修理を行うこということであったが、順調に工事が進んでいるそうであった。
 向岳寮最後の住人と称するH君、前回から継続して参加してくれた。更に継続参加してくれる会員が増えることを期待したい。                            
  (幹事、陣野孝光(42年応物)文責)

 八王子支部見学会報告


―最新の耐震技術を見学し 本格ちゃんこを楽しみましょう―

八王子支部

 平成23年3月11日、東日本は大震災に見舞われた。その時、免震技術の確かさを実証し、その一部始終を記録した技術研究所があった。
 八王子支部の見学会では、平成23年12月5日、江東区越中島にあるその技術研究所を訪問した。1932年東工大大岡山本館の第一期工事を行った清水建設の研究所である。
 耐震技術は、耐震・制震と免震技術とに分類される。今回は主に免震技術を見学した。一例として、何層もの特殊材料の円盤で建物を支え、地面の横揺れに対して円盤が少しずつずれて建物には揺れが伝わらないと言う技術がある。今回の大震災ではその有効性が実証され、その模様がビデオに収められていた。

「地震、雷、火事、親父」怖いものの筆頭にあげられる地震。その揺れから建物をそしてそこに住む命を守る技術。世に遍く普及して欲しいものである。

       
                   清水建設技術研究所 ビオトープ前にて

 研究所のある江東区は相撲と馴染の深い土地柄。見学の後は本格ちゃんこ「三重ノ海」で忘年会と洒落込んだ。今年の話題は今日の見学が語るように東日本大地震。何よりもあのすさまじい大津波。そして東京電力福島第一原子力発電所のメルトダウン、それに続く放射能の大量拡散である。案の定、老いも若きも(若いとはいえ還暦を過ぎてはいるが)侃々諤々の議論が飛び交った。

        

        

       
                     ちゃんこ 三重ノ海 で 忘年会

 今日見学した耐震技術も想定内の地震には耐えられるものであろうが、想定外の地震に対しても最小限の被害であって欲しい。老婆心ながら、震災の復興に使われる技術・施策が真の意味で安全で平和的に人の命を守るものであることを祈らざるを得ない。

             (幹事、42応物 陣野孝光文責 photo by jinno)




講演会・総会のご報告
      
     平成23年度
    八王子支部講演会及び総会報告

 蔵前工業会八王子支部では、社会的事業の一環として、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を開催している。
 平成23年6月11日に、八王子エルシーの一室を会場に「グローバル世界の中の日本」と題して、東京工業大学教授の 橋爪大三郎 先生のお話を伺った。
 グローバル企業にとって当地の宗教的背景を疎かにできないことは言うまでもないが、とかく日本人はこの面に関して疎いのである。
 橋爪先生には以前、支部講演会で「中国がアメリカを追い抜くとき」と題して、中国の躍進と彼の国の文化的、宗教的背景を伺っている。
今回も前回同様非常に分かりやすく話していただいた。キリスト教、イスラム教そして儒教が何処までが似ていて、どこからが違うのか。その理解の入り口まで導いて頂いた気がする。

 講演会終了後、別室で八王子支部の総会が行われた。
 総会では、蔵前工業会から坪田理事がお見えになり、来年度から一般財団法人に移行すること、クラリカが評価され活動が活発化していることなど工業会の現況についてご報告頂いた。
引き続き当支部の昨年度の活動報告・決算及び本年度予算が審議され、了承された。
また、工業会の新法人化に伴う全国各支部の代議員選挙が実施され、八王子支部では小野さんが選出されたことが支部選挙管理委員から報告された。

 懇親会に移ると、和気藹々の雰囲気の中会員の近況法が報告された。
平成5年卒のS君。最近、山梨県の某神社の宮司となり、早速本殿などの保存修理を行うということで奉賛の依頼があった。これには先輩として応じなければなるまい。
 向岳寮最後の住人と称するH君他二名の新たな参加があった。継続して参加してくれることを期待したい。
                             (幹事、陣野孝光(42年応物)文責

    

    


八王子支部見学会報告

―総理大臣官邸、国会議事堂と日本橋界隈の散策―

八王子支部

 日本の政治は政権交代を経て、新たな展開に向けもがいている。

 八王子支部の見学会では、平成22年12月10日、その政治の中心である総理大臣官邸、そして国権の最高機関たる国会議事堂へと赴いたのである。

 官邸の2階、広い中庭を見渡すことのできるホワイエという大広間がある。そこで、なんと菅総理大臣夫人、伸子様とお会いすることができたのである。一同驚き、そして感動したのは言うまでもない。菅総理、伸子夫人と旧知の間柄である阿部支部長の演出であった。
      
                    信子夫人と歓談

 その広間には内閣発足の写真を撮るあの階段がある。「阿部支部長遂に総理へ」とばかりに、伸子夫人共々、記念写真に収まった。但し赤い絨毯はなかった。

      

 総理大臣が、そして官房長官が会見する記者会見室。マイクの前に参加者が代わる代わる立ち記念撮影が続いた。

          
                        阿部支部長 記者会見の気分は??

 最新の建築技術、セキュリティ技術を駆使し、桜をデザインした絨毯、黒染めの和紙の壁、庭の竹など「日本」がふんだんに取り入れられている官邸。「再び訪れることもないだろうけど、日本の将来を頼むよ」と念じつつ辞した。

 17年の歳月を掛けて昭和1111月に竣工したという国会議事堂。その衆議院を見学した。「このIDカードは特別なんだ」と支部長が言っていた通り、衆議院議場は勿論、予算委員会が開催される第一委員会室、議長応接室、そして民主党幹事長室まで見せていただいた。

   
          議長応接室                          民主党幹事長室

 毎度与野党が激しいバトルを繰り返す予算委員会が開かれる第一委員会室。居並ぶ閣僚達、対峙する野党議員、総理を初めお歴々がマイクの前に立ち答弁する。そのお馴染みの光景が、今日は八王子支部の面々で演じられる。記者会会見室と同様、マイクの前に代わる代わる立ち記念撮影が続いた。

       

 国会はいうまでもなく「国権の最高機関」であって、「国の唯一の立法機関」である。権力闘争、足の引っ張り合いはいい加減にして、子・孫に安心して託せる日本を作って欲しいものである。


        

 最高裁判所に行ったら、三権揃い踏みであったが、「変貌を遂げた」と聞いて訪れたのが日本橋界隈である。ただ、一線を退き、八王子に引きこもって永い叔父様方、何処に行って良いやら。結局、大半の参加者は三井記念美術館見学に落ち着いたようであった。筆者は、通りがかってもゆっくり見ることができず、いつか時間を掛けて見てやろうと思っていた三越地下鉄通路にある「熙代照覧」を、同行者を誘って、じっくりと見た。

               
(幹事、42応物 陣野孝光文責 photo by jinno


講演会・総会のご報告
      平成22年度    八王子支部講演会及び総会報告

 八王子支部では、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を開催している。
平成22年6月26日に、八王子エルシーの一室を会場に「地球温暖化問題の真相に迫る」と題して、東京工業大学教授の 丸山 茂徳 先生のお話を伺った。

 先生は2035年に向かって寒冷化が進むとされた。
 地球には有史以来宇宙線が降り注いでいる。宇宙線の量と地球の温暖・寒冷との間に見事な相関が有り、且つ、宇宙線と太陽の黒点の数との間にも相関が有る。
 現在太陽の黒点は皆無である。即ち太陽の活動が鈍いのである。活動が鈍ければ地球は冷えそうだが、そうではなく、太陽風というのが減って、地球に降り注ぐ宇宙線が増えて、温暖化が進むのだそうである。

 話が壮大なだけに、大ペテンとも受け取られかねないが、有史以来の温暖・寒冷の事実との相関を聴衆の興味を惹き付けるよう話されると、納得してしまう。
 先生の話は、地球温暖化が今後とも進むとするIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の見解と大きく異なるだけに、これ以上の温暖化が進まないことを期待しつつ、今後の推移を見守りたいものである。あと数年で決着が着きそうである。
 先生は国際的にお忙しく講演の後、ロシアへ向かわれた。
 
 引き続き別室で八王子支部の総会が行われた。

 総会では、蔵前工業会から平山理事がお見えになり、工業会の現況についてご報告頂いた。
 資料を基にしたご説明だったので、ややこしい課題である法人化について理解を深めることができた。
 引き続き当支部の昨年度の活動報告・決算及び本年度予算が審議され、了承された。
 懇親会に移ると、和気藹々の席に女性の声が響いた。企業見学の旅行では会員の奥方などの参加で経験することであるが、総会では滅多に無いことである。平山理事の声である。お陰で、席が華やぎ大いに盛り上った。
 そう言えば当支部のイベントへの女性会員の参加はほとんどなかったのではなかろうか。助平で言うのではないが、女性会員の参加があれば、華やぎ、活気が生まれる。何より参加者の増加が期待できる。やはり助平か。
                             (幹事、陣野孝光(42年応物)文責

  

  


八王子支部企業見学会のご報告
 平成21年度 八王子支部企業見学会

―日本航空整備工場、乗員訓練センター見学と新しい蔵前会館での宴を―
 筆者の机の上にはジェトオイル缶で出来た貯金箱兼ペン立てが置いてある。重宝している。日本航空整備工場の方が、ジェットオイル缶で手作りされたものだ。

 平成21年11月25日(水)、八王子支部恒例の企業見学会が行われた。今回は、羽田の日本航空にお邪魔し、安全啓発センター、整備工場、フライトシミュレーターを見学させていただいた。
 1985年、「金属疲労」「圧力隔壁」「ダッチロール」そして「沈まぬ太陽」などの言葉がマスコミをにぎわし小説が生まれた。御巣鷹の尾根で発生した航空史上最悪の事故だった。ここ安全啓発センタで事故の原因から、その惨状、犠牲者の遺書、遺族の手記などに接して、改めて胸が痛んだ。 
心もとなく飛んでいたであろう、その状況で待つ死。これ以上の恐怖があるだろうか。
愛する人を突然一瞬にして亡くした悲痛。これ以上の悲しみがあるだろうか。
改めて人命の尊重、安全最優先の大事さを肌で感じられた。
現在、我々が享受している安全がこの方々の霊に守られている気がしてならない。
日航の国レベルの再建が進められているが、犠牲者の恐怖、遺族の悲痛、飛行の安全そして人命の尊重最優先を忘れないでほしい。
航空機の整備も、フライトシミュレーターによる訓練も人命の尊重に通じる。フライトシミュレータが超高級おもちゃに終わってほしくない。

 東京工大はその内容と共にキャンパスも変貌し続けている。大岡山駅と共に正門付近の変貌も顕著である。蔵前工業会も立派な会館を作って移って来た。会館には精養軒が入っており、企業見学後の会食の会場となった。八王子支部のイベントが大岡山で行われたのは、筆者にとって初めての経験である。やはり、ことさらに親近感が増した。
 帰りのバスはいつもの御仁のトークショー。今回はその御仁の友人(北大出身)とのコラボレーションと相成った。お陰で八王子到着迄退屈しなくて済んだ。
 今回は日航の見学ということで二人の初参加があった。ジェトオイル缶のペン立を眺めながら、日航はやはり日本の空に不可欠だ、人命尊重と安全を最優先に、是非自分達の手で作った企業として蘇って欲しいと念じた。
(幹事、42応物 陣野孝光文責)


 講演会・総会のご報告

 平成21年度    八王子支部講演会及び総会報告

八王子支部では、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を開催している。 
 平成21年
6月28日に、八王子の市民会館の一室を会場に「ロボット創造学入門」と題して、東京工業大学教授の 広瀬 茂男 先生のお話を伺った。
 蛇が瓦礫の中から地震の被災者を救う。先生は蛇の動きから、瓦礫の中から被災者を救出するロボットを創造された。はたまた、蜘蛛からは新たな乗り物そして急斜面の法面で作業するロボットを発想され実用化された。
 曾て、アトムは、こうあれば・・、ああありたい・・という夢を漫画の世界で実現し、我々の胸を踊らせてくれた。
そして今、創造の神の発想に迫るとも思える先生の鋭い観察眼と卓越した想像力は、蛇の、そして蜘蛛の動きの原理の探究において先人を超え、人類の為に新たな姿のロボットを創造された。
将に、知恵を実用化し、世の中に貢献されている。今後、どんなものを創り出されるのか、期待せずには居れないご講演であった。

 八王子支部の総会は場所を馴染みの料亭中安に移して行われた。蔵前工業会から平塚芳隆理事をお迎えし、東京工業大学の状況、本部近況として法人改革、工業会の大岡山移転などをお伺いした。引き続き平成20年度の支部活動が報告され了承された。

 その後は、いつもの和気藹々の懇親の席であった。曾て同じ工場に勤務していながら、当時は互いの存在を知らず、リタイアして数年、この親睦の場で、初めて出逢えたという二人がおられた。酒を酌み交わす相手が増えて、これも同窓会ならではの愉快な出来事である。
工業会からお越し頂いた平塚さん、クラリカ活動を推進されており、この日も何やら怪しげな玩具ごとき物をお持ちになり実演された。この場にいるのは「理科離れ」には縁のない連中ばかり。ああだこうだの講釈の渦がざわざわとひろがって行く。幼い頃、雑誌の付録を作っては見せびらかし、得意になって原理の講釈を垂れていたことが思い出されてきた。

(幹事、陣野孝光(42年応物)文責)


 


新春艶寿の集い  
2008.1.13
蔵前人よ。諸君は日本を世界一の工業立国に押し上げた。
ご苦労さん。少し遊ぼうではないか。
八王子には名妓多く、華やかさ関東一だぜ。
奮って参加したまえ。


阿部支部長の誘いというか、強要というか、この言葉に乗って、11名が参集。
楽しいひと時を、八王子の待合 松ヶ枝 で過ごしたのでした。


  
芸妓さんとの話も弾む          踊りがなんとも艶やか


こういう会合には必ずいらっしゃる遠藤さん、山内さん、そして阿部支部長

興味ある方、こちらもどうぞ(4年前の新年会)

   秋の八王子支部見学会 2007年

  最新の科学技術と晩秋の筑波へ


 今年の見学会では12月1日(土)、産業技術総合研究所の「サイエンス・スクエア つくば」と隣接の「地質標本館」にお邪魔した。研究所前の通りの銀杏はまさに黄金の並木で、その美しさが構内にも続いていた。

「サイエンス・スクエア つくば」では、古くて新しい技術「度量衡」から最新の「癒しロボット パロ」まで多岐にわたる技術が展示されている。今回はスクエアの方の案内でポイントを見せていただいた。

いつものことではあるが、蔵前人の質問は原理とか仕掛けにと高度に及び、案内人の答えも頓珍漢なことも少なくない。「質問と答えが噛み合わない」様は「国会答弁」といったところであろうか。
女性陣にはやはり癒しロボットが人気。孫の次は此れに決まりとばかり、1台35五万円の「パロ」をひしと抱き締め、可愛い可愛いの連発であった。

 地球の歴史は長い。地球の研究も長い。「地質標本館」はその研究成果がびっしりと詰まっていた。さる蔵前人、熱中するあまり集合写真撮影に間に合わなかったほどである。

 八王子支部の見学旅行には温泉がつき物なのである。昼食を取った筑波山ふもとの旅館で露天風呂に浸かり、今は盛りの紅葉を楽しむことができた。筑波山頂上からは、霞ヶ浦が霞んで見え、関東平野一望とはいかなかったが、紅葉が山頂に迫り来るようで自然の美しさを堪能することができた。

今回の参加者は家族・友人を含め総勢24名、最長老は昭和21年金属卒の小林さんだった。今回は土曜日開催で、若い人の参加を期待したが、還暦を過ぎてしまった筆者が最年少であった。次から多くの若い人の参加を期待したいものである。

 (撮影したカメラ修理中につき、写真は修理完了し次第掲載します。)


平成19年度 蔵前工菓会八王子支部  
講演会・総会

 6月2日(土)平成19年度八王子支部の講演会・総会が行われた。

講演会は八王子商工会議所との共催で一般市民も参加できるもので
今年で13回目を迎えた。

 今年のテーマは 「地球温暖化を救う選択肢」
−水素利用を核としたこれからのエネルギーシステム−
東京工業大学大学院機械制御システム専攻教授の岡崎健先生の講演。
蔵前ジャーナルに掲載された記事がきっかけでの講演となった。

 多くの参加者の前で始まった岡崎先生の講演は、
多岐にわたりながら難しい内容をわかりやすく解説された。
クリーンエネルギーの代表選手である水素エネルギー。
しかし、化石燃料から製造すると必ず二酸化炭素も生産されてしまう。
この二酸化炭素を隔離・除去しなければ温暖化を救うことはできない。
加圧・冷却して地下に送り込むことで石油がその圧力で地上に出てくるシステムの話しや
現在の発電量では石炭の方が石油の3倍であることや
二酸化炭素を海底に貯蔵するシステムについての解説は興味深かった。
また、環境問題がいかに政治的な問題かも分かった。
マスコミの怖さも感じることができた。
大変難解なはずの内容をこれほどわかりやすく解説して頂き、
まさに「目からウロコ」の講演であった。

 会場を移して行われた総会には20名以上の参加者があり、
蔵前工業会理事の大内秀雄様から蔵前工業会の活動報告も行われた。
総会後には
幇間芸(いわゆる太鼓持ち)の第一人者悠玄亭玉八師匠の素晴らしい芸に酔いしれた。
地球温暖化の問題から日本の伝統芸まで触れることができた有意義な一日となった。



  

       

支部幹事 北澤 良浩(S55化工S57化工修)記
写真 斎藤 太郎(H5.生命理学)
 

八王子支部ホームページ
開設にあたって

阿部昭三支部長
2003.09.13
 
 
蔵前工業会の全国組織の中で、当八王子支部は、その設立において最も早い時期と認められています。
 八王子は、東山道養蚕ベルトの終点で、生糸の横浜への積み出し基地でもあり、万葉の歌に調布が出てくるように織物の盛んな地域で、別名「桑都」とも謂われ、大正から昭和にかけて次代を担う織物の二世たちが競って蔵前高等工業(現東工大)で黌んだという経緯がある。
 したがって、土着の蔵前人が多く、地域の伝統と愛着によって同窓の交歓というより、地域の活性化に真剣に取り組んでいる現状は、他支部との違いではなかろうか。