講演会・総会のご報告

 平成21年度    八王子支部講演会及び総会報告

八王子支部では、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を開催している。 
 平成21年
6月28日に、八王子の市民会館の一室を会場に「ロボット創造学入門」と題して、東京工業大学教授の 広瀬 茂男 先生のお話を伺った。
 蛇が瓦礫の中から地震の被災者を救う。先生は蛇の動きから、瓦礫の中から被災者を救出するロボットを創造された。はたまた、蜘蛛からは新たな乗り物そして急斜面の法面で作業するロボットを発想され実用化された。
 曾て、アトムは、こうあれば・・、ああありたい・・という夢を漫画の世界で実現し、我々の胸を踊らせてくれた。
そして今、創造の神の発想に迫るとも思える先生の鋭い観察眼と卓越した想像力は、蛇の、そして蜘蛛の動きの原理の探究において先人を超え、人類の為に新たな姿のロボットを創造された。
将に、知恵を実用化し、世の中に貢献されている。今後、どんなものを創り出されるのか、期待せずには居れないご講演であった。

 八王子支部の総会は場所を馴染みの料亭中安に移して行われた。蔵前工業会から平塚芳隆理事をお迎えし、東京工業大学の状況、本部近況として法人改革、工業会の大岡山移転などをお伺いした。引き続き平成20年度の支部活動が報告され了承された。

 その後は、いつもの和気藹々の懇親の席であった。曾て同じ工場に勤務していながら、当時は互いの存在を知らず、リタイアして数年、この親睦の場で、初めて出逢えたという二人がおられた。酒を酌み交わす相手が増えて、これも同窓会ならではの愉快な出来事である。
工業会からお越し頂いた平塚さん、クラリカ活動を推進されており、この日も何やら怪しげな玩具ごとき物をお持ちになり実演された。この場にいるのは「理科離れ」には縁のない連中ばかり。ああだこうだの講釈の渦がざわざわとひろがって行く。幼い頃、雑誌の付録を作っては見せびらかし、得意になって原理の講釈を垂れていたことが思い出されてきた。

(幹事、陣野孝光(42年応物)文責)