平成19年度 蔵前工菓会八王子支部
講演会・総会

 6月2日(土)に平成19年度八王子支部の講演会・総会が行われた。

講演会は八王子商工会議所との共催で一般市民も参加できるもので
今年で13回目を迎えた。

 今年のテーマは 「地球温暖化を救う選択肢」
−水素利用を核としたこれからのエネルギーシステム−
東京工業大学大学院機械制御システム専攻教授の岡崎健先生の講演。
蔵前ジャーナルに掲載された記事がきっかけでの講演となった。

 多くの参加者の前で始まった岡崎先生の講演は、
多岐にわたりながら難しい内容をわかりやすく解説された。
クリーンエネルギーの代表選手である水素エネルギー。
しかし、化石燃料から製造すると必ず二酸化炭素も生産されてしまう。
この二酸化炭素を隔離・除去しなければ温暖化を救うことはできない。
加圧・冷却して地下に送り込むことで石油がその圧力で地上に出てくるシステムの話しや
現在の発電量では石炭の方が石油の3倍であることや
二酸化炭素を海底に貯蔵するシステムについての解説は興味深かった。
また、環境問題がいかに政治的な問題かも分かった。
マスコミの怖さも感じることができた。
大変難解なはずの内容をこれほどわかりやすく解説して頂き、
まさに「目からウロコ」の講演であった。

 会場を移して行われた総会には20名以上の参加者があり、
蔵前工業会理事の大内秀雄様から蔵前工業会の活動報告も行われた。
総会後には
幇間芸(いわゆる太鼓持ち)の第一人者悠玄亭玉八師匠の素晴らしい芸に酔いしれた。
地球温暖化の問題から日本の伝統芸まで触れることができた有意義な一日となった。



  

       

支部幹事 北澤 良浩(S55化工S57化工修)記
写真 斎藤 太郎(H5.生命理学)