蔵前工菓会八王子支部  
講演会・総会
2006年

 八王子支部講演会及び総会報告

              八王子支部

 八王子支部では、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会を支部総会の前に開催するのが恒例となっている。

 平成18年6月10日に八王子エルシィで行われた今年の講演会では、
 「お隣のチャイナ」 ―胡錦濤政権の国家戦略― と題して
 東京工業大学 教授 社会理工学研究科価値システム専攻 
  橋爪 大三郎 先生
 のお話を伺った。


 二桁%の経済発展を続け、日本を抜き経済大国となった中国。軍事力も超一流なのである。なのに、靖国問題にこだわり続けるのは何故か。それは中国の戦術のひとつなのか。

 とかく隣人のことは気になるが、ほんとうのことはなかなか分らない。ご講演では、日本人と中国人との本質的な違いを、チャイナ原論(中国の官僚組織、宗族に見る社会組織、それらの根底に流れる儒教思想など)としてお話いただき、それをベースに、改革開放の課題(農村問題、腐敗問題、環境問題など)、そして中国国内対策、米中関係を横糸に中国の対日戦略をうかがった。

 時季を得た講演会に八王子の名だたる方の姿もあったほどで、隣人を知る上で意義深い講演であった。

八王子支部の総会は講演会に引き続き、同じ八王子エルシィで行われた。蔵前工業会から田中實理事長をお迎えし、東京工業大学の状況、本部近況として工業会が大岡山に移転する計画などをお伺いした。引き続き平成十七年度支部活動が報告され了承された。さらに、この度八王子に在る国立東京工業高専に赴任された水谷惟恭校長に高専の状況をご紹介いただいた。

 その後は、いつもの和気藹々の懇親の席であった。
 平成五年に卒業し、未だ若いにもかかわらず支部の活動に積極的に参加してくれている斉藤君。此の度目出度く結婚し、新婦ともども出席され、やんやの喝采と祝福を受けていた。これからは、彼のような若い人たちが、気楽に参加できるようにしたいものである。