八王子支部講演会及び総会
  八王子支部  2001.06.16

 八王子支部恒例の講演会と支部総会が平成13年6月16日に行われた。

 講演会は、参加者約80名、同窓生だけを対象とするのではなく、八王子商工会議所のご協力を得て、一般の方にも開かれた講演会として定着している。

 今年は本学副学長の相澤益男教授に、「バイオテク世紀を拓く」と題して、本学生命理工学部での先端の御研究から、生命情報を中心にお話頂いた。

 「ウィルスは生命体でしょうか?」という訳の判らない問いかけで始まった先生のお話を伺いながら、だんだん不思議な感覚にとらわれた。
それは話の対象が私の身体の中で今起こっていることなのだ。にもかかわらず私は何も知らない。
それが赤裸々に暴かれていく。しかし、暴かれているという感覚はない。研究の成果として聞いている…。生命のことはいつまでも神秘であって欲しいと一方で思っていた。

 クローン人間を誕生させることもできる生命技術の進歩には気の遠くなるような梯子を意識させられ、ただただ驚くばかりで、一回や二回の受講ではついていけそうも無いというのが実感であった。
講演が終わって、ある人が支部長に「もっと沢山の人に聞いて欲しかったですね」と感想を漏らした。
確かに一般の方の出席は少なく、まだまだ難しいテーマだったのかもしれないが、避けて遠ざかる問題ではなく、再びの機会を切望するものである。

 八王子支部の総会は講演会に引き続き、場所を八王子市内の料亭「なか安」に移して行われた。工業会から石井事務局長を来賓にお迎えし、東京工業大学近況及び本部事業報告の後、平成十二年度支部活動が報告され了承された。

 その後の懇親・歓談の中で楽しい一幕が恒例の自己紹介である。
やじに乗せられお嬢さんの自慢話が飛び出すのも愛嬌であったが、毎年毎年紹介のニュアンスが違ってくるのが楽しい。
今年の話題は、パソコンそしてインターネットであった。やはり蔵前人である。
しかし、中にE―メールを頑なに拒否する御仁もいた。それも蔵前人。

 秋の見学旅行での再会を約して、総会はお開きとなった。
(幹事、42応物 陣野孝光文責)